本文を読む
今すぐ電話する 075-371-3137
トップページへ戻る
納入実績
海眼寺様観音堂の改修に伴い、堂内に設置されている宮殿の修理工事を施工させていただきました。 記録によると、文久2(1862)年、昭和11(1936)年に続いての修理工事となります。変更点としては、前回修理では貝殻の粉と膠を混ぜた胡粉下地で施工されていた漆下地を、珪藻土と膠を混ぜた半田地に替えて前回より堅牢に仕上げた点です。こだわった点は、前回同様に鮮やかな赤漆で施工することでした。また、金箔の保護のために生漆を塗布する「漆養生」を行いましたが、この生漆には丹波漆を使用していることにも特長があります。
お問い合わせ
close
海眼寺様観音堂の改修に伴い、堂内に設置されている宮殿の修理工事を施工させていただきました。
記録によると、文久2(1862)年、昭和11(1936)年に続いての修理工事となります。変更点としては、前回修理では貝殻の粉と膠を混ぜた胡粉下地で施工されていた漆下地を、珪藻土と膠を混ぜた半田地に替えて前回より堅牢に仕上げた点です。こだわった点は、前回同様に鮮やかな赤漆で施工することでした。また、金箔の保護のために生漆を塗布する「漆養生」を行いましたが、この生漆には丹波漆を使用していることにも特長があります。